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2011/05/24

更新情報

うんしゅうみかんの浮皮軽減技術について


うんしゅうみかんの浮皮軽減技術
 
 うんしゅうみかんでは、果皮と果肉が分離する「浮皮」が発生することがあります。浮皮が発生した果実は、貯蔵・輸送中に腐敗しやすい、味が淡泊になる等の問題があります。
 浮皮は湿度や温度が高いほど発生しやすいのですが、最近の多発の原因の1つとして温暖化が指摘されています。
 浮皮を軽減する技術について、平成20~21年度に、独立行政法人 農業・食品産業技術総合研究機構 果樹研究所と静岡県農林技術研究所 果樹研究センターで研究が行われ、植物ホルモンであるジベレリンとプロヒドロジャスモンの散布と適正摘果やマルチシート被覆を組み合わせた技術が開発されました。
 本技術により、浮皮の発生をおおよそ半減させることが可能と見込まれます。
 詳細については、以下のHPをご覧ください。
   
  ・農林水産省農林水産技術会議の「農業新技術200X」のページ 
             (http://www.s.affrc.go.jp/docs/new_technology.htm
・独立行政法人 農業・食品産業技術総合研究機構 果樹研究所の「技術情報」のページ
    (http://www.fruit.affrc.go.jp/publication/man/ukikawa/keigen.html