1.趣旨:
全国の果樹産地では、生産者の減少や高齢化、後継者不足等により栽培面積が減少傾向にあり、担い手や労働力の不足等が課題となっています。
各産地の自治体や生産者団体等では、担い手の育成・確保に向けた取組みを実施又は検討していますが、こうした取組みにおいては、未収益期間の存在や園地の確保、せん定といった高度な技術の習得などの課題を解決するため、経営・技術等の研修に加え、経営中止生産者等から樹体とセットで園地を継承すること、遊休園地を整備(改植/新植等)し未収益期間も考慮して円滑に継承をすること等が重要になります。
公益財団法人中央果実協会では、調査研究等事業の一環として、果樹生産現場における後継者・担い手育成・確保のための取組み(研修、園地集積・集約・整備、園地・施設・機械等の斡旋、販路提供等)を行っている組織(市町村、法人、協議会等)の情報を取りまとめて公表するとともに、事例発表会等を実施しています。
今年度については、園地の集約・整備主導の後継者・担い手育成の取組みをテーマとして、以下のとおり事例発表会を開催します。
2.開催日時:令和6年9月24日(火)13:30~16:30
3.開催場所(方式):オンライン(Zoomウェビナー) 参加費無料
同時にYouTube配信します。
配信URL:
https://youtube.com/live/DbL0Cd_IIxI?feature=share
4.主催:公益財団法人中央果実協会
5.プログラム:(発表に使用される資料は、当協会ホームページの調査研究成果(国内)令和6年度に掲載予定)
(1)開会
(2)園地の集積・集約・整備主導の後継者・担い手育成事例の特長と課題 [5分]
(公益社団法人中央果実協会)
(3)果樹産地における取組事例紹介 [90分]
①大分県農林水産部地域農業振興課広域普及指導班 主査 河野 雅俊 氏
【かんきつ】大分県における園地の集約・整備主導の後継者・担い手育成(かんきつ園地の大規模な集約・
整備と担い手としての企業参入の取組み等)(仮題)
②長野県長野市農業委員会 会長 青木 保 氏
【りんご他】長野県長野市綿内東町地区におけるりんご園地の大規模な集約・整備と後継者への継承の取組
み(仮題)
③農事組合法人世羅幸水農園 組合長理事 光元 信能 氏
【なし】広島県世羅町世羅幸水農園における大規模なし園の維持と再整備の取組み(仮題)
(4)意見交換会 [50分]
(テーマ)今後の果樹産地の方向性
・地域を維持発展させていくために必要なこと
・果樹特有の課題、難しさ
(5)閉会
6. 参加申し込み方法・問い合わせ先:
①参加希望者はこちらのURLより中央果実協会(事務局)に申し込みください。
https://zoom.us/webinar/register/WN__4u0eNHkTJC6d0J-8a_C9g
事前登録制です。
②登録完了メールをご確認ください。
③問い合わせは以下にお願いします。
(公財)中央果実協会(東京都千代田区内幸町1-2-1(日土地内幸町ビル2階)
情報部 朝倉健司
電話:03-6910-2922 E-mail:k_asakura@kudamono200.or.jp